ファッション

熟練の技で作るポップなニットウエア ジムが新ブランド

 ニットアパレルのジム(東京、八木原保社長)は、婦人服のニットブランド「ア プラクティスド ハンド(A PRACTICED HAND)」を2023年秋から販売する。パーソンズ美術大学やロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校を卒業し、ニューヨークやロンドンのブランドで経験を重ねたデザイナーと協業する。

 ブランド名の「ア プラクティスド ハンド」は「熟練」を意味する。ジムが60年近い歴史の中で培ってきたニットウエアの糸や編み地の技術力と、アート性の高いデザインを持ち味にするデザイナーの発想を掛け合わせる。ファーストコレクションでは英国の伝統的なアーガイル柄、着物に用いられてきた柄、東北地方に伝わる襤褸(ぼろ)の柄など、さまざまな文化から着想を得た実験的なニットを企画した。着せ替え人形に見立てたモデルのルックで世界観を表現する。価格は3万〜7万円台。

 3月3〜5日に東京・渋谷のジンナンハウスで展示会を開く。業界関係者だけでなく一般の人も入場できる。

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原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

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