ファッション

「リトゥンアフターワーズ」2016-17年秋冬東京コレクション

REPORT

テーマは「ゲゲ」 あの妖怪も登場する混沌とした“リトゥンワールド”

「リトゥンアフターワーズ(WRITTENAFTERWARDS)」の会場となった表参道ヒルズ地下3階のスペースオーでは、ショースタート前から日本酒や和風のケータリングが振る舞われ、フロントローの一席には、ガイコツのオブジェが置かれるなど、どこか異様な雰囲気が漂う。

 コレクションのキーワードは、妖怪、ストリート、クチュール。さまざまな要素をミックスし、混沌とした“リトゥンワールド”が今シーズンもさく裂した。

 マンガ「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターにふんしたようなモデルたちが多く登場したコレクションは、黄色と黒のボーダーのロングニットや、ネコモチーフのワンピース、さらに山縣デザイナーの故郷、鳥取の砂を付けた麻のドレスなど。一本下駄や番傘などのアクセサリーが、そのイメージをさらに分かりやすくしている。

 新しさを感じたのは、その合間に登場する鳥取の機屋のビンテージの生地を使用したドレスや、カラフルな羽をふんだんに施したアウターなど、クチュールテイストのアイテム。ベーシックラインでニットを得意とする「リトゥンバイ」ではなく、「リトゥンアフターワーズ」としてウエアラブルなドレスを久々に打ち出した。

 さらに、オールドスクールを連想させる大ぶりなゴールドのアクセサリーを付けたコーディネートやデニムにビジューを施したアイテムなどで、1980年代アメリカのストリートのテイストを盛り込んだ。

 ここ数シーズン、パリで展示会を行っている山縣デザイナー。妖怪をフックに「日本人にとってのオリジナリティ―とは」を観客に投げかけた。

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LOOK

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