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松屋の次期社長に古屋毅彦氏 創業家出身49歳

 松屋は12日、代表取締役専務執行役員の古屋毅彦氏(49)が3月1日付で次期社長に就任するトップ人事を発表した。2007年から社長を務める秋田正紀氏(64)は取締役会長兼取締役会議長に就く。古屋氏は創業家出身で、1989年から2010年まで社長と会長を務めた古屋勝彦氏の長男。秋田氏は勝彦氏の義理の弟。

 経営の若返りを図り、コロナから復調する銀座本店の改革を推し進めるとともに、不動産事業の拡大など新しい事業領域を含めた成長カテゴリーに注力する。

 古屋次期社長は1996年に学習院大学法学部卒業後、東京三菱銀行(現三菱UFJ銀行)でキャリアをスタート。2001年に松屋入社。02〜08年に休職し、米コロンビア大学国際関係・公共制作大学院で国際関係学を学んだ。復職後11年に取締役員執行役員、構造改革推進委員会事務局長、本店婦人一部長、本店長、経営企画室長などを歴任してきた。

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