ファッション

「横尾忠則 : The Artists」展 カルティエ財団の歴史を刻んだクリエイターの肖像画が東京・六本木に集結

 カルティエ現代美術財団(以下、カルティエ財団)の主催による「横尾忠則:The Artists(Yokoo Tadanori : The Artists)」が7月21日、東京・六本木の21_21デザインサイト(21_21 DESIGN SIGHT)のギャラリー3でスタートする。カルティエ財団は1984年にフランス・パリで設立以来、あらゆる分野の現代美術を企画展やライブパフォーマンス、講演会などのプログラムを通して広めている。30年以上にわたり、横尾をはじめ、荒木経惟や三宅一生、村上隆などの日本人クリエイター1
4人の展覧会を開催してきた。

 会場には、カルティエ財団の依頼により横尾が描いた肖像画139点が展示されている。横尾の自画像からスタートする展示は、ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)や滝沢直己などファッション業界でおなじみの顔を始め、映画監督のディヴィッド・リンチ(David Lynch)や北野武、ミュージシャンのルー・リード(Lou Reed)やパティ・スミス(Patti Smith)、パリのカルティエ財団で桜をテーマにした展覧会を開催中のダミアン・ハースト(Damien Hirst)、7月14日に他界したクリスチャン・ボルタンスキー(Christian Boltanski)などコンテンポラリーアーティストまでさまざま。横尾は、各クリエイターの特徴をとらえて異なるタッチ、構図で表現し、中には、クスッと笑えるようなユーモラスな作品もある。カルティエ財団の歴史を刻んだ人々へのオマージュといえる同展は必見だ。

■「横尾忠則:The Artists」展
会期:7月21日〜10月17日
会場:21_21DESIGN SIGHT ギャラリー3
住所:〒107-0052東京都港区赤坂9丁目7−6 東京ミッドタウン・ミッドタウンガーデン
休館日:火曜日
入場料:無料

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2024-25年秋冬のトレンド総まとめ 鍵は「退屈じゃない日常着」

4月15日発売の「WWDJAPAN」は、毎シーズン恒例のトレンドブックです。パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京の5都市で発表された100以上のブランドから、アイテムや素材、色、パターン、ディテール、バッグ&シューズのトレンドを分析しました。豊富なルック写真と共にお届けします。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。