ファッション

菌から作った人工レザーがアディダスやケリング、ステラと強力タッグ 米ボルトスレッズ

 サンフランシスコ発のスタートアップ企業ボルトスレッズ(BOLT THREADS)は、菌から作った人工レザー「マイロ(MYLO)」で、アディダス(ADIDAS)とケリング(KERING)、「ステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」、ルルレモン(LULULEMON)との戦略的パートナーシップを発表した。商品開発に向けて協力し、2021年の商品化を計画する。

 2009年設立のスタートアップ企業であるボルトスレッズは人工クモの糸素材「マイロシルク(MYLOSILK)」で知られ、出資者にはシンガポールの名門ベンチャーキャピタル(VC)のテマセク・ホールディングス(TEMASEK HOLDINGS)、グーグルの元CEOであるエリック・シュミット(Eric Schmidt)が設立した投資ファンドであるイノベーション・エンデバーズ(INNOVATION ENDEAVORS)らが名を連ねる。米クランチベース(CRUNCHBASE)によると、累計の資金調達額は2億1300万ドル(約223億円)。

 人工クモの糸では日本のスパイバーが先行しており、ボルトスレッズはこの数年、人工タンパク質技術を活用した人工レザーの開発に力を注いでいた。アディダスとケリング、ステラ・マッカートニー、ルルレモンの4社との提携には、人工タンパク質素材に関する広範囲なもので、ファッション産業におけるリアルレザーから人工レザー「マイロ」へのシフトを狙う。

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