ファッション

「ナイキラボ×サカイ」、阿部千登勢が語るコラボの理由

 ナイキラボは3月19日、「サカイ(SACAI)」とコラボレーションしたウィメンズのスポーツ・コレクション「ナイキラボ×サカイ(NIKELAB x SACAI)」を発売した。日本では25日から販売を開始。コレクションはウィンドランナー、スポーツスカート、テックフリース ドレス、テックフリース フルジップ フーディー、テックフリースショートスリーブ クルー、テックフリース ロングスリーブ クルー、グラフィック TEE、テックフリース パンツの8点に加え、スリッポンタイプのエア マックス90で構成。特にナイキで最もイノベートなアイコニック素材テックフリースに注目し、厚みの異なる2種類を用いた。

 阿部千登勢デザイナーは「20代の頃から『ナイキ(NIKE)』のスニーカーやウエアが私のファッションの一部で、今も愛用している。『ナイキ』のイノベーションに対する情熱の深さは他のスポーツブランドにはないもの。素材のイノベーションが常に『サカイ』の中心にあるように、私にとって機能性はとても大事なこと。『ナイキ』は機能性とイノベーションをその中心に持つオリジナルなアイコンであり、一緒に仕事して大変刺激を受けた」と語る。

 今回デザインするにあたり、米ポートランドのオフィスで膨大な資料とテキスタイルのストック、アーカイブを見て、その中から今回のプロジェクトに生かせるものやヒントを見つけ出したという。「基本的に何の制限もなくデザインできたので、『サカイ』のコレクションを製作する際と大きく変わったことはなかった。しかし、スポーツ選手の極限の動きに対応する機能を重視する『ナイキ』の技術、素材、ノウハウをどのように『サカイ』のデザインに生かし、融合させていくのかは『ナイキ』にとっては大きな挑戦だったのではないかと思う。機能素材でプリーツを作ることも初めてだったのだと思うから。『ナイキ』のデザインチームが一丸となり、実現させるためへの努力には本当に感謝している」。阿部がデザインする上で重視している「既成概念にとらわれることなく、自由にデザインすること」が生きたコレクションに仕上がった。「どこから見ても『ナイキ』であり、『サカイ』であるデザインを考えた。どちらが勝つわけではなく、お互いのブランドの良さを最大限に生かし、表現できるフィフティ・フィフティのバランスを大事にデザインした。そうすることで今までにない新しい価値観を表現することができたと思う」。

 今後もこのコラボレーションは続く予定で、第2弾は今回のコレクションの新色と、新しくウインドランナースカート、グラフィックナイキタンク、ナイキダンクラックスが加わり、6月に発売される予定だ。

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