ファッション

レクサス、”モードな”サーキットピットで東京オートサロンに出展

 トヨタ自動車は10日、幕張メッセで開催された「東京オートサロン2014 with NAPAC」に出展し、「レクサス」のレーシングカー「SUPER GT(GT500 Class)LEXUS Racing」を披露した。「ラ モード ドゥ レース(La Mode du RACE)」をテーマに、レース場のコックピットをモチーフにしたスタイリッシュな空間を演出。広い会場内につくられた同ブースは、B2ENGINEの及川晃 クリエイティブ・ディレクター、プロデューサーが手掛けた。

 

 モノトーンで統一されたブース内のステージ中央には、レーシングカーを展示。レース中に車をメンテナンスしているスタッフや、ドライバーに扮したマネキンが車を囲っていた。特注のレーシングスーツやメカニックスーツをデザインしたのは、デザイナーの小此木達也で、スタイリングは島津由行を起用。小此木デザイナーは、「テーラーメイドで仕立てたスーツの生地には、"戦闘服"ということを意識しながら白一色のカモフラージュ柄を使用しています。サイドに入れた黒のサテンリボンは、レース場のメカニックスーツからインスパイアされたもの。"戦闘服"だけれど、(モードというテーマからも考え)どこかにエレガントさをプラスしたかった」と話す。どこの位置からステージを観るかによって聞こえる音に変化があるというユニークなしかけも特徴だ。

 

 開幕日の本日、約30万人が来場したという世界最大級のカスタムカーイベント「東京オートサロン2014 with NAPAC」。「レクサス」が目指す"洗練された感性"を独自のモードに落とし込み、レースの世界観で表現した。

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