サステナビリティ
特集 循環を、日本から 第6回 / 全9回

サステナを全社員の人事評価につないだのは、48社でたった1社。ビームスの答えは「AIより愛」

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PROFILE: (左)石切山哲也/ビームス人事室人事部部長 (右)今井敬也/ビームス経営企画本部サステナビリティ推進部部長

(左)石切山哲也/ビームス人事室人事部部長<br />
(右)今井敬也/ビームス経営企画本部サステナビリティ推進部部長
PROFILE: (いしきりやま・てつや)2003年に新卒入社。販売スタッフとして複数店舗で経験を積み、10年から店長として複数店舗を担当。16年に人材開発部へ異動し、教育担当として人材育成に携わる。19年に部長就任後、教育制度の拡充・整備を進めるとともに、人事制度の改定にも注力した。25年より人事部部長を務める (いまい・けいや)ビームス原宿でのアルバイトを経て、2004年に正社員へ登用。販売スタッフ・店長として複数店舗で経験を積んだ後、エリアマネージャーとして店舗のマネジメントを担う。24年、サステナビリティ推進部の新設と同時に部長に就任し、全社的なサステナビリティ経営をけん引している PHOTO : SHUHEI SHINE

本特集のアンケートで、「全社員の人事評価にサステナビリティが連動している」と答えたのは、48社中、ビームス1社だけだった。しかも仕組みが動き出したのは、推進部が発足した2024年より前の22年秋だ。どうやって、サステナと日々の仕事の間に橋を架けたのか。キーとなる2つの部署の責任者、経営企画本部サステナビリティ推進部の今井敬也部長と、人事室人事部の石切山哲也部長に聞いた。(この記事は「WWDJAPAN」2026年9月28日号からの抜粋です)

今井部長が最初に挙げたのは、26年に設楽洋社長が掲げた「AIより愛」という言葉だ。「世の中はAIに判断を求める。正しい経営判断を問えば、もうかる方を示すだろう。でも社長は、右に行けばもうかり、左に行けば楽しいことがあるなら、あえて左を選ぶこともある」。その基準はスタッフも客も取引先もハッピーになるか、だからだ。「サステナビリティは、義務でやるとやらされ感が出て推進できない。『AIより愛』は、正しい言葉以外で人間味を伝える上でも大事だと思った」。

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