ファッション

【東コレ】毒が抜けた「ネ・ネット」、ニットやフェークファーで構成する動物ウエア

 3月17日に開幕するファッションイベント「メルセデス・ベンツ ファッション・ウィーク 東京」に先駆け、「ネ・ネット」が15日夜にショーを開催した。従来よりも毒が抜け、リラックス感のあるコレクションになっている。レオパード柄のサルエルパンツに同柄のライダースジャケット、ビッグサイズの起毛ウエアなど、ニットで制作したアイテムが目立つ。デザイナーの��島一精は「いつもの動物モチーフを入れながら、シンプルに表現した。コンセプトを考え過ぎることもあったので、今回は素直に発表した感じかな」と語る。


 原色は少なく、ベージュやブラウン、ブルーといった落ち着いたトーンのレイヤード。象や鳥、猿のモチーフがカットソー、ストールにつけられている。ベニヤ板で作ったランウェイを歩くのは、すべて10代で構成したフレッシュなモデルたち。演出もシンプルにまとめた。しかし、細かい部分には、不気味な顔のパターンや裁ち切ったフリルの花を配し、強さを忍び込ませている。フィナーレには、もこもこのフェークファーを使った“白くま”のようなルックが登場。「このフェークファーは、和歌山県の高野口で見つけた素材。そのほかにも、動物の毛のような織物は、尾州から取り寄せたもの」と��島。


最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

独立系クリエイティブ集団が台頭、クリエイターの新潮流を見る

5月13日号は、クリエイターを取り巻く新潮流を特集します。昨年7月17日に発行した「U30 クリエイター」特集に続き、その最前線を追いました。

冒頭では独立系クリエイティブチームにフォーカス。「クリエイティブアソシエーション」「クリエイティブエージェンシー」など、独自のスタンスを掲げてクリエイティブの可能性に挑む集団です。彼らの狙いは、クライアントとクリエイターが対等な立場でものづくりに向き合え…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。