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ファミマ役員「コンビニの魅力は選択肢が“ない”こと」 NIGO®との協業やアパレル1000億円の野望

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PROFILE: 島田奈奈/ファミリーマート執行役員CSCO補佐兼ライフスタイル本部長兼FAMIMA推進室長

PROFILE: (しまだ・なな)1968年生まれ、東京都出身。日本経済短期大学(現亜細亜大学短期大学部)卒業後、ファミリーマートに入社。商品開発部長、メディア事業子会社役員などを経て2023年に商品本部長に就任した。26年3月から現職。次世代店舗や衣料品ブランド「コンビニエンスウェア」事業を統括している PHOTO:SHUHEI SHINE

ファミリーマートが元気だ。2026年2月期の業績は、本業のもうけを示す事業利益が前期比17.9%増の1002億円で過去最高を更新した。その成長を支えるのは、従来のコンビニエンスストアの常識を破る施策の数々である。話題の「コンビニエンスウェア(CONVENIENCE WEAR)」を筆頭に、これまでついで買いの場だったコンビニを、目的買いの場へと変貌させている。

この変革を主導するのが、ライフスタイル本部を率いる島田奈奈執行役員だ。2026年には、NIGO®氏と共に仕掛ける「次世代店舗」も始動する。今期売り上げ300億円を見込む「コンビニエンスウェア」は、長期的に売り上げ1000億円を視野に入れる。ファミリーマートが描く、“新しいコンビニ像”の核心に迫った。

「白・黒・グレーしか売れない」
固定観念を打破

WWD:まず、島田執行役員が所属するライフスタイル本部について詳しく教えてほしい。

島田奈奈(以下、島田):私たちの本部は、大きく3つの部隊で構成されている。一つは「コンビニエンスウェア」や化粧品などの雑貨カテゴリー。二つ目は、都市部のニーズに特化した中食(弁当やおにぎりなどの購入してすぐ食べられる調理済み食品)の開発。そして3つ目が、NIGO®氏と進めているプロジェクトだ。

単にモノを作るだけではなく、お客さまがその商品をどう使い、どんな生活を送るのかという「ライフスタイル提案」までを業務領域としている。お客さまに「ファミマ、なんか面白いことやってるな」と感じてもらえるような、既存のコンビニの枠組みを超えるチームだ。

WWD:「コンビニエンスウェア」の勢いは加速している。当初、社内ではカラフルなカラー展開などに反対の声もあったと聞いているが、どのように突破されたのか。

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