
海洋研究と海洋保全に取り組むタラ オセアン財団(本部:フランス・パリ)が運営する科学探査船「タラ号」が、2026年4月に8年ぶりに日本へ寄港する。今回の来日は、設立10周年を迎えるタラオセアン ジャパンの活動推進と、日本における海洋環境への理解促進を目的とするものだ。
タラ号は、「アニエスベー(AGNES B.)」の創設者アニエス・トゥルブレ(Agnes Trouble)と息子のエチエンヌ・ブルゴワが2003年に購入し、のちに両氏が共同設立した公益財団法人タラ オセアン財団へ寄贈された科学探査船。これまでに世界58万kmを航海し、13の主要な探査プロジェクトを遂行してきた。日本へは17年と18年、太平洋のサンゴ礁を調査する「タラ号太平洋プロジェクト」の際に初寄港している。
今回の寄港は、東南アジアのコーラルトライアングルで行う新プロジェクト「タラ号サンゴプロジェクト」の調査開始前の特別寄港となる。
日本の海の「今」を伝える
今回の日本寄港では、タラ オセアン ジャパンが25年8月に発表した日本全国の沿岸海域におけるマイクロプラスチック調査成果の発信を目的とするほか、現在国内で進行中の「Tara JAMBIOブルーカーボンプロジェクト」の重要性を共有し、海洋環境への理解と関心を広く呼びかける。
寄港地では、地球温暖化や海洋プラスチック汚染など、海や地球が直面する課題について考える機会として、乗船体験やセミナーなどのイベントを予定している。また、3月4日(水)から開始予定のクラウドファンディングでは、日本滞在中のタラ号で実施する体験型リターンも用意するという。一般参加イベントやクラウドファンディングの詳細は、今後公式サイトおよびSNSで発表される。
寄港スケジュール
東京・日の出ふ頭周辺:4月9日(木)~4月21日(火)
高松・高松港(ミケイラ前):4月24日(金)~4月26日(日)
粟島(香川県三豊市):4月26日(日)~4月27日(月)※粟島沖に停泊
尾道・西御所公共岸壁(ONOMICHI U2前):4月28日(火)~4月30日(木)
※スケジュールは変更の可能性あり。
