ファッション

【パリ速報】イメージはボーイ・ジョージ!?の「トム ブラウン ニューヨーク」

 メンズとウィメンズという2つの世界の双方を股にかけるスタイル「クロス ジェンダー」が台頭する中、「トム ブラウン ニューヨーク」はそんなトレンドを不条理な世界観で表現した。

 

 今シーズンのイメージソースは、ボーイ・ジョージのよう。登場したモデルは顔は白塗り。そこに深紅のリップを引いてランウェイに現れる。そして、そんな彼らが身に付けているのは、本来なら男クサいハズの海軍の将軍ルック。ただ、ジェネラルコートは、背面をグログランのリボンでギュっと絞り、まるでコルセットを内蔵しているかのようなシルエット。ウエストから下は急速に広がるAラインを描くため、ミリタリーコートはもはやフィット&フレアなシルエットのドレスのようだ。

 

 ディテールは、さらにフェミニンテイスト全開だ。洋服全体をアンカー(錨)モチーフのレースで覆ってしまったり、コートのエポーレットはグログランのリボンを丁寧に折り畳むことで形成。まるでフリルのように見える。そしてフレア気味のシルエットを描くひざ下丈のショーツには、たっぷりのパニエ。本来ならスカートの下に差し込まれる、ボリュームを加えるためのアイテムをプラスした。マスキュリンなアイテムにフェミニンなディテールを加え、そこにボーイ・ジョージを思わせるフェティッシュなテイストをエナメルコーティングを加えたかのような素材感で描く。いつも通りアンリアルなコレクションだが、今シーズンのメッセージはトレンドを突いている。

 

【コレクションの全ルックはコチラ

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“非効率“が人を呼ぶ 次世代SCの新常識 10年ぶりの「SC特集 2026」

「WWDJAPAN」8月3&10日合併号は、10年ぶりのショッピングセンター(SC)特集です。2025年のSC総売上高は33兆1238億円と統計開始以来最高を記録した一方、新規開業は建築コスト高騰の影響で18SCにとどまり、こちらは統計開始以来の最少。淘汰と大型化が同時に進む中で、「選ばれる館」と「消える館」を分ける基準はどこにあるのか。特集のキーワードは「セレンディピティ・インフラ」。ネットやA…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。