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レディオヘッドがライブ・アルバム「Hail To The Thief – Live Recordings 2003-2009」をリリース デジタルは9月10日配信 CD/LPは10月31日発売

レディオヘッド(Radiohead)がライブ・アルバム「Hail To The Thief - Live Recordings 2003-2009」の発売を発表した。本作には、未発表のライブ音源を多数含む計12曲が収録される。デジタルでは本日先行リリースされ、それに合わせて同アルバムに収録されている人気曲「There, There」のブエノスアイレス公演でのライブ映像が公開された。

CD/LPは10月31日に世界同時リリース。国内盤CDには解説書が封入される。LPは輸入盤LP(ブラック・ヴァイナル)に加え、限定盤LP(レッド・ヴァイナル)、日本語帯付きLP(日本語帯付き/解説書付き/レッド・ヴァイナル)を発売。また、Tシャツ付きセットに関しても後日発表される。

本作はレディオヘッドが6作目のスタジオ・アルバム「Hail To The Thief」を改めて見つめ直すきっかけとなったライブ・アルバムであり、2003年から09年にかけてロンドン、アムステルダム、ブエノスアイレス、ダブリンで行われたライブ・パフォーマンスが収録されている。ミックスはベン・バプティ(アデル、ザ・ストロークス、U2)、マスタリングはマット・コルトン(エイフェックス・ツイン、アークティック・モンキーズ、オジー・オズボーン)が手掛けた。

トム・ヨークは「Hail To The Thief」の楽曲を再構築したスコアを用い、シェイクスピア「Hamlet」を熱狂的にアレンジした舞台作品「Hamlet Hail To The Thief」を共同制作した際に当時のライブ音源を聴き、本作をリリースするに至ったという。

リリースに際し、「シェイクスピア『Hamlet』/『Hail To The Thief』の舞台作品のアレンジをどう組み立てるか考える過程で、当時のライブ音源を聴かせてもらうよう頼んだ。そこで耳にした、演奏に宿るエネルギーに衝撃を受け、ほとんど自分たちだと認識できなかった。それが次の一歩を見つける助けになり、これらのライブ録音をミックスしてリリースすることを決めた(自分たちだけで抱えておくなんて正気の沙汰じゃない)。全てがとてもカタルシスなプロセスだった。ぜひ楽しんでほしい」とトム・ヨークはコメントする。

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