ケンビュー(KENVUE)が展開する敏感肌向けベビーケアブランド「アビーノベビー(AVEENO BABY)」はこのほど、日本に初上陸した。製品ラインアップは“アビーノベビー デイリーモイスチャーヘア&ボディシャンプー”(354mL、1540円)、“同 デイリーモイスチャーミルキーローション”(100g、1320円/354mL、4389円)、“同 デイリーモイスチャーフェイスクリーム”(60mL、1980円)の3品。楽天市場やアマゾン(AMAZON)、スギ薬局、イオン、アカチャンホンポ、トイザらスなどで取り扱う。
ケンビューは、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JOHNSON & JOHNSON)が医療機器や製薬事業に注力するため、2023年に消費者向け事業を分社化する形で独立。「アビーノベビー」は、分社化前を含む80年以上にわたる皮膚研究と特許を活用し敏感肌のために開発。オーツ麦の力に着目し、生後1日目から使えるスキンケアとして00年に誕生した。同社は長年の研究により、オーツ麦を細かく粉砕したコロイド状のオートミールが肌トラブルを和らげ、肌を強くすることを発見。製品には、肌のpH値を回復しながら洗浄し潤いを与えるオーツ麦の粉、抗酸化作用を持ちかゆみを抑えるオーツ麦エキス、不飽和脂肪酸を豊富に含むオーツ麦オイルを独自に配合した。
既に世界24カ国で展開する同ブランドは、全米皮膚炎協会の認定を受けているほか、米国の小児科医が推奨するブランドとして評価されているという。同社によると、スキンケア市場の中でも敏感肌カテゴリーは世界的に拡大しており、同ブランドのアジア太平洋地域における24年の売上高は前年比で44%増加。日本でもアトピー性皮膚炎の患者数は近年増加傾向にあり、ベビーローション市場の中でも高機能製品の成長率が高いことから日本での販売をスタートした。