ファッション
特集 アニメコラボ ヒット連発の“制作秘話”に迫る 第2回 / 全13回

アダストリアの“愛”と“多様性”で作る、アニオタも納得のコラボ服

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ファッションとアニメの関係が深まる中、アパレルブランドをはじめ、雑誌や商業施設、街づくりの領域にまでアニメを活用する動きが広がっている。アニメと企業・ブランドをつなぐ“コラボレーター”の役割を担う担当者たちや、ファッションとの協業に積極的に取り組むアニメ制作スタジオに話を聞いた。アニメファンダムの圧倒的な熱量を実感するとともに、その期待に応えるコラボを生み出す現場の情熱に学びたい。(この記事は「WWDJAPAN」2025年4月14日号からの抜粋で、無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)

“愛”と“多様性”で作る、
アニオタも納得のコラボ服

PROFILE: 垣田真穂/アンドエスティ マーケティング本部

垣田真穂/アンドエスティ マーケティング本部
PROFILE: (かきた・まほ)1993年生まれ、大阪府出身。2016年に関西大学を卒業後、アパレルウェブでキャリアをスタートする。その後、18年にアダストリアに入社し、広告宣伝部に配属。25年3月からはアンドエスティに出向。主に、アンドエスティの新規会員獲得をミッションとするプロモーションの企画・進行を担当する PHOTO : KAZUO YOSHIDA

アダストリア傘下のアンドエスティは、同社の公式ECモール「アンドエスティ(and ST)」の運営とともに、「ファッション領域を超えたファン作り」をミッションとして掲げている。その中で、主にZ世代との新たな接点を作る上で注力しているのが、自社ブランドとアニメのコラボレーションだ。

この戦略を推進するキーマンが、アンドエスティ マーケティング本部の垣田真穂氏。アパレル業界では珍しい“アニメコラボレーター”として、社内ブランドを横断してアニメIPとファッションをつないでいく。垣田氏が担うのは、ファッションとしての「完成度」とファンを納得させる「再現度」を両立させるバランサーの役割だ。彼女の主導で実現したのが、「ブルーロック」(テレビ朝日系列)、「ハイキュー!!」(日本テレビ系列)とのコラボレーション。それぞれ人気タイトルとの取り組みであることは共通しているが、狙いとアプローチは異なった。

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