韓「WWD」はこのほど、韓国・ソウルで中小企業をサポートするソウルビジネスエージェンシー(SBA)と共催で、ファッションとビューティ、Kエンターテインメント、テクノロジーを融合したファッションショー「2024 ランウエイ・トゥ・ソウル(2024 RUNWAY TO SEOUL)」を東大門デザインプラザで開催した。2回目の同イベントには2500人以上が来場し、Kファッションのエネルギーと未来を体感した。
50カ国以上からインフルエンサーが来場
1500万人のフォロワーを誇るオーストラリアのユニス・ワニ(Eunice Wani)や、モンゴルのドゥルグーン・オドゥー(Dulguun Odkhuu)をはじめとするインフルエンサーらが参加し、ライブ配信を実施。Kファッションの文化的融合を発信することで、Kファッションのグローバルな魅力をさらに高めた。
ランウエイのハイライト
今年のランウエイには、昨年も参加した「ミナ チャン(MINA CHUNG)」や「オーディナリーピープル(ORDINARY PEOPLE)」に加え、「ダックダイブ(DUCKDIVE)」「ヴァローレン(VALOREN)」「トリプルルート(TRIPLEROOT)」「リイ(RE RHEE)」「レイブ(RAIVE)」の7ブランドが登場した。「ミナ チャン」は東洋の抽象的な美学を大胆に解釈し、「オーディナリーピープル」は控えめでありながらエモーショナルなスタイルを披露。「ヴァローレン」は脱構築主義で現代男性のデイリーファッションを再定義し、「リイ」は聖水洞のファッションシーンのクリエイティブな精神を表現した。
「ダックダイブ」はダンスクルー、アイアム(I’AM)との協業の下、都会にインスパイアされたデザインでランウエイを飾った。「トリプルルート」はダンスクルー、Kタイガーズ(K-TIGERS)と組み、活気に満ちたパフォーマンスを披露。「レイブ」はヒップホップダンスクルー、ホーリーバン(HOLYBANG)とコラボレーションし、自由気ままなビンテージの美学をファッションと融合させた。ガールズグループ、ハイキー(H1-KEY)なども登場し、同イベントがKファッションとカルチャーの祭典であることを印象付けた。また、ショーに参加した7ブランドとの限定コラボ商品はECプラットフォーム「クリーム(KREAM)」で独占販売し、完売した。