東武百貨店は、5月31日付で國津則彦・東武ビルマネジメント社長(68)が代表権のあるCEO(最高経営責任者)に就任する。CEO職は新設。本店のある池袋駅西口の大規模開発が本格化するのを受けて、親会社である東武鉄道出身の國津社長を招へいし、東武グループとしてのガバナンスを強化する。また同時に東武タウンソラマチの社長を務めた岩瀬豊・東武鉄道取締役生活サービス創造本部SC事業部長(57)が、代表権のあるCEO補佐に就く。本業の百貨店事業は引き続き島田義彦・社長が執行責任者として陣頭指揮を執る。創業家の根津公一・会長は同日付で名誉会長になる。