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美容医療は、SNSで騒がれるほど普及しているの?「まるで美容医療」なコスメ登場ということは……?

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「WWDJAPAN」のソーシャルエディターは毎日、X(旧Twitter)やFacebook、Instagram、TikTok、そしてThreadsをパトロールして、バズった投稿や炎上、注目のトレンドをキャッチしている。この連載では、ソーシャルエディターが気になるSNSトレンドを投げかけ、業界をパトロールする記者とディスカッション。業界を動かす“かもしれない”SNSトレンドの影響力や、投稿がバズったり炎上してしまったりに至った背景を探る。今、SNSでは何が起こっているのか?そして、どう向き合うべきなのか?日々のコミュニケーションのヒントにしたい。77回目は、存在感を増す美容医療の話。

ソーシャルエディター浅野:美容医療の広がりはここ数年めまぐるしく、SNSやYouTubeでも施術体験をリポートするコンテンツが多数投稿されています。認知も広がり、関心が高まっているのでしょう。価格もピンキリではありますが、初心者でも挑戦しやすいライトな施術やクリニックも増えたように思います。ただ、まだまだ過渡期というのが私の体感です。一部の人が積極的に発信しているから美容医療を選ぶ人が増えているように見えているという、ソーシャル特有の落とし穴があるのではないでしょうか?コンテンツが多いからと言って、施術する人が増えているのではなく、「やってみたいけれど高額」「一歩が踏み出せない」という潜在ユーザーによるコンテンツ消費が大半を締めているのでは?という見立てです。


一方、一般化粧品でも“美容医療発想”を謳うものが増えていますよね。美容医療の広がりや効果実感を求める消費者ニーズの一方、もしかしたら「美容医療は勇気が出ない」潜在ユーザーの需要も高いのかもしれません。

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