ファッション

ディオールのクチュール、フレグランス部門北米トップが交代か 後任はディオール チャイナ社長

クリスチャン ディオール クチュール及びLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(以下、LVMH)パフューム&コスメティックス部門北米プレジデントに3月、ルノー・ド・レスカン=ディオール チャイナ・プレジデントが就任すると、業界筋が明かした。7月に退任するとみられるパメラ・バクスター現クリスチャン ディオール クチュール兼LVMHパフューム&コスメティックス北米プレジデントの後任。バクスター・プレジデントの退任に先立ち、4月15日まで移行期間を設ける見込みだ。なお、親会社のLVMHからコメントは得られていない。

レスカン・プレジデントは、これまで中国全土における「ディオール」のファッション及び化粧品事業を統括。それ以前はロレアルグループでイヴ・サンローラン・ボーテ兼デザイナーブランド・プレジデントを務めていた。

一方のバクスター・プレジデントは、エスティ ローダー カンパニーズ=スペシャリティブランドグループ部門プレジデントを経て、2003年にLVMHに入社。2007年10月に、「ディオール」のファッション部門米国プレジデントに就任し、「クリスチャン ディオール」「ゲラン」「パルファム ジバンシイ」を備えるLVMHの北米ビューティ事業も指揮してきた。

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