ビジネス

アイスタイルが通期見通しを下方修正 プロモーションコストと先行き不透明な中国越境ECが要因

 ビューティ口コミサイト「アットコスメ(@COSME)」を運営するアイスタイルの2018年7〜12月期連結決算は、売上高が前年同期比17.1%増の162億円、営業利益は同80%減の2億4200万円、純利益は同91.6%減の5900万円だった。

 売上高は順調に増加しているものの、12月3日に開催した同社初のショッピングイベント「アットコスメ ビューティ デイ2018(@COSME BEAUTY DAY 2018)」のプロモーション費として4億6000万円を投じたことなどから販管費がふくらんだ。

 また、同社は19年6月期の業績予想を下方修正した。オンプラットフォーム事業の柱となる「ブランドオフィシャル」の契約獲得のずれ込みや、1月1日より交付された中国の電子商取引法により越境EC市場の縮小が懸念されることなどの現状を踏まえ、売上高は330億円(修正前は361億円)、営業利益は2億5000万〜6億円(同18億円)としている。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。