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プレ・コンシューマ (PRE-CONSUMER)

プレ・コンシューマとは  プレは「前の」、コンシューマは「消費者」という意味で、一度も社会に利用されていないものを意味する。アパレルにおいては製造する工程の端切れや、落ち綿、不良品などを指し、従来は廃棄されていたそれら生かした製品作りをプレ・コンシューマ・リサイクルと呼ぶ。 プレ・コンシューマにまつわる動向  スノーピークは、タキヒヨーとタッグを組んで循環システム“ノーウエイスト(NO WASTE)"を採用。アパレル生産時の生地の裁断くずを粉砕して繊維に戻し、糸や生地に再生する仕組みを取り入れている。「ロエベ(LOEWE)」は、コレクション制作の過程で生まれた余剰や端切れのレザーを再利用し、新たなアイテムを制作するプロジェクト“サープラス プロジェクト"を21年3月に始動した。  プレ・コンシューマとポスト・コンシューマの両方を原料とする製品も増えている。イタリアのアクアフィルが開発したリサイクルナイロン「エコニール」は、漁網やカーペットなどのポスト・コンシューマ材と、同社が取引先から回収したプレ・コンシューマ材が原料。伊藤忠商事のリサイクルポリエステル素材を軸とした「レニュー」も中国の協力工場で回収した端切れや残たんに加えて使用済衣服を原料としている。

縫製や修理で出てきた色とりどりの切れ端 PHOTO:MONTIANNOOWONG

プレ・コンシューマの参考記事 「グッチ」「プラダ」も採用するリサイクルナイロン 開発秘話を伊アクアフィル会長に聞く スノーピーク アパレルがコットン循環プロジェクト始動 ジーンズに込めた自然保護への“当たり前" 「ロエベ」が余剰レザーを再利用する新プロジェクト バッグとチャーム発売 「原料といえば伊藤忠」から「環境配慮型素材といえば伊藤忠」へ 循環型経済の実現目指す