ファッション

仏ファーストレディー御用達「リーン・ロゼ」銀座店がオープン

 ドリームベッド(DREAM BED)は3月24日、提携家具ブランド「リーン・ロゼ(LIGNE ROSET)」銀座店をオープンする。2層約308平方メートルの同店舗では、ソファやベッドから照明、ラグ、アクセサリーと幅広い商品を提案。「リーン・ロゼ」を展開するロゼ(ROSET)社は1860年にフランス・リヨン郊外のアルプ地方で傘とステッキのメーカーとして創業し、1950年代にモダン家具の製造をスタートした。“コンテンポラリーなライフスタイルのトータル提案”をコンセプトに、フィリップ・ニグロ(Phillippe Nigro)やノエ・デュショフール・ローランス(Noe Duchaufour-Laurance)をはじめとするさまざなデザイナーを起用し商品開発を行っている。銀座店の監修は協業デザイナーの一人であるマリー・クリスティーン・ドルネル(Mari Christine Dorner)がロゼ社のデザインチームと手掛けた。自然光が降り注ぐ広々とした店内で、ゆったりと家具を選べるようになっている。

 「リーン・ロゼ」のアイコン家具の一つである“パンプキン”チェアは、1971年にピエール・ポラン(Pierre Paulin)が当時の仏大統領ジョルジュ・ポンピドゥ(Georges Pompidou)のためにデザインしたのを復刻したもの。大統領官邸のエリゼ宮に1脚だけ残っていた椅子が2008年にモダンによみがえった。ブリジット・マクロン(Brigitte Macron)仏大統領夫人も「リーン・ロゼ」がお気に入りで、現在のエリゼ宮では“オークラ”が使用されているそうだ。

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