ファッション

伊ファンドが「MSGM」に出資 ファンドオーナーが創業デザイナーに代わりCEOに

 イタリアの投資ファンド、スタイル キャピタル(STYLE CAPITAL)が「MSGM」の株式の32%を取得した。取得額は非公表。創業デザイナーのマッシモ・ジョルジェッティ(Massimo Giorgetti)は引き続きクリエイティブ・ディレクターに留まり株式の19%は保有するが、CEO職には同ファンドの創業者であるロベルタ・ベナーリャ(Roberta Benaglia)が就任する。ベナーリャ新CEOは、昨年2月に「ゴールデン グース デラックス ブランド(GOLDEN GOOSE DELUXE BRAND)」の株式を、投資ファンドのカーライル・グループ(THE CARLYLE GROUP)に売却するまで、同ブランドのCEOを務めていた人物だ。

 「MSGM」はマッシモ・ジョルジェッティが2009年にスタートしたイタリアのブランドで、イタリアのスーツ縫製メーカーのパオローニ(PAOLONI)が49%を出資している。ベナーリャ新CEOは「『MSGM』は素晴らしいブランドだ。単なる投資だけでなく、人的資源を強化することで成長を後押ししたい。コンテンポラリー・ラグジュアリーのポジションにありながら、スニーカーやTシャツ、ジーンズなどのアイテムがミレニアル世代に人気だ。すでにヨーロッパと日本、韓国などのアジアで人気があり、今後は米国などでも広げられる可能性を秘めている」とコメントしている。

 「MSGM」の17年の売上高は5000万ユーロ(約66億円)で、売上高営業利益率は18%と高水準。18年は6000万ユーロ(約79億2000万円)を計画し、イタリアを除く欧米で39%、中国と韓国、日本で35%、イタリアで26%を販売する計画だ。

 スタイル キャピタルは昨年4月、1億ユーロ(約132億円)を投じ、ウィメンズブランド「フォルテフォルテ(FORTE_FORTE)」の株式51%を取得。同ブランドの旗艦店を、「MSGM」の旗艦店の向かいにオープンしていた。

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