ファッション

プリンスの回顧展「My Name Is Prince」が、“21日間連続コンサート”を実施した場所で開催

 2016年4月に死去したプリンス(Prince)の回顧展「My Name Is Prince」が、10月26日〜11月15日にロンドンのO2アリーナで開催される。回顧展では、「スーパーボウル(Super Bowl)」のハーフタイムショーで演奏したオレンジのクラウドギターや、アルバム「Purple Rain」のツアーで着用したパープルのジャケットとラッフルシャツなど、誰もが知っている衣装から、ミネソタ州のミネアポリス郊外の自宅兼スタジオ、ペイズリー・パークから集められた世に出ることがなかった遺品まで、プリンスの人生の軌跡をたどる展示となる。

 プリンスの妹タイカ・ネルソン(Tyka Nelson)は、英新聞「イブニング・スタンダード(Evening Standard)」に「多くの人がプリンスのイメージカラーはパープルだと思っているが、彼が実際好きだったのはオレンジ」と語り、展示の中でもオレンジのクラウドギターが見どころと強調した。

 ネルソンがロンドンのO2アリーナを回顧展会場に選んだ理由は、ロンドンがプリンスを一番受け入れてくれた都市で、O2アリーナはプリンスが21日間連続コンサートを実施した場所であるため。回顧展もコンサート同様21日間開催される予定だ。

 また、ネルソンはプリンスが生前から望んでいた、彼の世界観に誰もが触れることができるようにという願いが実現するよう、全力を挙げるとコメントした。なお、ペイズリー・パークは16年10月から美術館として一般公開されており、保管されていたリリース前のアルバムなどはユニバーサル ミュージック グループ(UNIVERSAL MUSIC GROUP)との契約でリリース予定だ。

 回顧展のチケットは「My Name Is Prince」の公式サイトで今週発売される。

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