ファッション

「フレッド シーガル」がショッピングエリア開発で米国再起動

 LA発セレクトショップのフレッド シーガル(FRED SEGAL)は2017年秋、約3700平方メートルのショッピングエリアを米国ウェストハリウッドにオープンする。サンセットブルバードとラシェナガブルバードの角に位置する敷地のうち約2000平方メートルをフレッド シーガル、残りを別の常設店舗や仮設のポップアップショップにあてる予定。フレッド シーガル以外のブランドは個々に土地の所有者と賃貸契約を結ぶ。セレクトショップやベーカリーカフェ、コーヒーバー、ジム、サロン、ワインショップ、花屋、イベントスペース、レストランをラインアップ。また、雑貨やギフト、フードをそろえ、日本でのみ展開する「マート アット フレッド シーガル(MART AT FRED SEGAL)」もオープンする。8月にローンチするプライベートブランド「フレッド バイ フレッド シーガル(FRED BY FRED SEGAL)」もそろえる予定だ。

 同店舗は米国内で唯一の路面店になる。フレッド シーガルは「キットソン(KITSON)」「アメリカン アパレル(AMERICAN APPAREL)」など他のLAブランド同様、近年業績が悪化していた。昨年にはサンタモニカ店とメルローズ店を閉店し、現在はロサンゼルス国際空港の中のショップ、日本の代官山店と横浜店のみ。14年にオープンしたラスベガスのSLSラスベガスホテル内の店舗も翌年には閉店した。

 もともと空港近辺にあるプラヤヴィスタに旗艦店をオープンする予定だったが、ウェストハリウッドに変更。ジョン・フリーソン(Jon Frieson)社長は「アジアのビジネスも注力するが、まずはLAでの存在感を強化し、立て直したい」とコメント。一方、日本では神戸大丸の旧居留地エリアに3号店を構えることを表明している。

 創業者のフレッド・シーガル(Fred Segal)は1961年、ウェストハリウッドに1号店をオープン。洋服とポップカルチャーを融合したショップを手掛け、セレブからも人気を集めた。また、高級デニムの専門店をオープンし、LAを象徴するブランドになった。多くの新ブランドを発掘し、セレクトショップの草分け存在として「ロン ロバートソン(RON ROBERTSON)」「ロンハーマン(RON HERMAN)」などを輩出した。
By Kari Hamanaka

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