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売り先は工場から商業施設へ 世界トップの刺しゅう機メーカーが“Fab”に手応え

 刺しゅう機メーカーのタジマが、ショッピングセンターやショップ向けの小型刺しゅうミシンの開発を強化している。ゴルフバッグや旅行かばん、スポーツバッグ、スカジャンなどの大きなサイズの衣料品など、大型のアイテムに対応した新シリーズを11月から販売する。タジマは、世界で初めて多色の刺繍機やデジタル化ミシンを開発してきた、刺しゅう用の多頭ミシンの世界トップメーカーの一つ。従来、主力はアジアの大規模な縫製工場向けの大型ミシンだったが、ここ数年は米国向けに出荷するショッピングセンター(SC)などの大規模商業施設に設置する小型ミシンが急増していた。「米国のSCに行くと、ほぼ1台は当社の刺しゅう機が設置されていて、キャップやバッグへの刺繍サービスを提供している。日本でも『無印良品』を筆頭に、刺しゅう機が店頭に導入され、消費がカスタマイズやパーソナル・ファブリケーション化が進んでいると感じている」と同社広報。日本でも、小型機を強化することで、市場を拡大させる。初年度は年100~200台の出荷を見込む。