ビューティ

活気づくデリケートゾーンケア商品

 欧州では日常的に行われているデリケートゾーンケア。これまで日本では恥ずかしさが先に立ち、閉鎖的な状況だった。しかし、ワックス脱毛やレーザー駄脱毛がより一般化したことで、“デリケートゾーンの正しいケアが大切”という認識が高まりつつある。昨年からデリケートケア専用の商品が充実しはじめ、今春にも相次いで新製品が登場している。ますます、デリケートゾーン商品が活気づきそうだ。

 たかくら新産業は、デリケートゾーンケアの大切さに早くから着目。日本初のデリケートゾーン専用お手入れサロン「ピュビケアサロン白金台」とコラボレートしデリケートゾーン専用ブランド「ピュビケア オーガニクス」 を2012年5月にスタートした。デリケートゾーンに適したpH値(pH4~4.5)のソープ「ピュビケア デリケート ソープ」を展開し、年々取り扱い店舗が増え、売り上げは毎年2桁伸長で、右肩上がりに成長している。そこで、5月1日にソープに3種のアロマを加えた。1カ月の中で変化する女性の体を考慮したもので、ネロリ(排卵期や妊娠中)と、ダマスクローズ(生理中や更年期、PMS)、シトラスオレンジ(生理後や軽いPMS)をそろえた。「心身のバランスを積極的にキープし、女性に毎日を明るく過ごしてもらいたい」と狙いを語った。

 化粧品メーカーのクレアも、ニオイやかゆみといったデリケートゾーンの不快感にアプローチする専用の洗浄料「スウィートボディ デリケートウォッシュ」を4月23日に発売した。「『デリケート部位の固形ソープを使用していたが、もっと簡単にケアできる・見た目の可愛いソープが欲しい』という消費者の声に応えて開発した」と同社広報。弱酸性でアミノ酸由来の洗浄成分のみを使用、無添加処方と安心・安全を軸に「忙しい毎日の中でも継続して使用してもらうため、安価で見た目もかわいく、効果実感も出来る商品作りを目指した」という。バラエティーショップなどで販売し、好評価を得ている。

 エステティックサロン「TBC」などを展開するTBCグループは4月7日、フェイシャル・ボディケアブランド「マロン by TBC」からデリケートゾーン用の洗浄剤「VIO ウォッシュフォーム」を発売した。デリケートゾーンに最適なpH値、パラベン・石油系界面活性剤・アルコールなどを使用しない商品を作り上げた。日本製で安心・安全も訴求。プラザやイオンなどで展開し、発売から10日間の売り上げは予算比を2桁増でクリアするなど好調に推移している。

 美容機器や化粧品の輸入販売を手掛けるウィズ・アスは6月1日、ブラジリアンワックスが自宅で簡単にできるキット「ブラジリアンワックス ペレヌーア」を発売した。海外人気ドラマをきっかけにブラジリアンワックスが話題になったものの、「『ワックスが伸びにくい』『肌に負担がかかる』という話が多かった。それらを解消した商品を開発した」と同社。ワックスは、界面活性剤や防腐剤、着色料、シリコンは不使用で、肌への優しさを追求。抑毛効果が期待できるパパイン、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの美肌成分をぜいたくに配合した。また、水溶性にすることで水やお湯で簡単に洗い流せるのもポイントだ。まずは、同社のECサイトで販売し、今後サロン販売や店頭販売なども予定している。

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