ファッション

米ギャップ、放火の憂き目で9月は売り上げ減拡大

14590355_1059779014121110_5111896932731386723_n

 ギャップグループの米国内における9月の既存店売り上げは、前年同期比3%減だった。同社は8月、ニューヨーク州内の物流センターで放火の被害に遭い、1200万着以上の洋服が被害を受けている。同社は、「放火がなければ、売り上げは前年並みを維持できる予定だった。被害を受けたのは、『ギャップ』がECで販売する商品が中心だった」と話す。業界筋は、「予想より良かった」との反応を示している。

 ブランド別でみると、「ギャップ」は同10%減。放火がなければ、5%減程度だったという。「バナナ リパブリック」は同9%減で、放火がなければ6%減だったと試算。「オールド ネイビー」は4%増で、トラブルがなければ6%増まで伸ばすことができたと分析する。グループ全体の売上高は、同2%減の14億3000万ドル(1444億3000万円)だった。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。