ファッション

7ブランド107型!フォッシルがスマートウオッチ一気に発売

 フォッシルジャパンは9月20日、東京・二子玉川の蔦屋家電でウエアラブル商品に関する発表会を開催した。同社はこの秋冬、自社ブランドの「フォッシル」と「ミスフィット」「スカーゲン」、ライセンスブランドの「ディーゼル」「エンポリオ アルマーニ」「ケイト・スペード ニューヨーク」「マイケル・コース」の7ブランドから、総計107型のウエアラブル端末を発売。主要百貨店やファッションビルなど全500店舗で販売し、ファッション・ウオッチにテクノロジーを融合した“ファッション・ウエアラブル”の普及を図る。

 発売するウエアラブル端末は、①タッチスクリーン式ディスプレー搭載のスマートウオッチ、②アナログウオッチの外観に最新技術を盛り込んだハイブリッド・スマートウオッチ、③スマートウエアラブル技術を積んだアクセサリーのトラッカーの3種。価格は、スマートウオッチが3万4500~4万9000円、ハイブリッド・スマートウオッチが2万4000~5万5000円、トラッカーが1万2800~2万1000円。来秋には、第4のウエアラブル端末もお披露目するようだ。

 木村信也フォッシルジャパン社長は、発売する時計は、「ファッションブランドのデザイン」「ライフスタイルに合わせた3タイプ」「日々の生活を豊かにする(睡眠時間の質や時間の計測や、音楽の再生&一時停止、活動軽量などの)機能」「圧倒的バリエーション」「ファッションの販路」において、他社商品に比べ優位性を持つと主張。具体的な目標は明らかにしなかったが、主にはスマートウオッチで新規顧客を、ハイブリッド・スマートウオッチで既存顧客の買い替え需要を、トラッカーでアクセサリーとしてのウエアラブル端末ニーズを形成し、獲得しようとするようだ。

 フォッシルはグループ全体で年間3000万本以上のファッション・ウオッチを出荷するリーダー的存在。昨年は10型だったウエアラブル端末は今年、一気に100型以上にまで広がった。同社は、2019年にはウエアラブル端末の市場規模は現在の3倍に拡大すると考え、特にスマートウオッチへの関心が高いアジア市場を強化する。

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