ファッション

【低価格雑貨店の実力は?�A】「アソコ」ユーモアに溢れた日本発のカルチャー雑貨

 関東1号店として原宿に9月27日オープンした「アソコ(ASOKO)」は、行列が途切れることなく、開店から3週間の累計来店者数は約9万5000人に達した。約100坪の売り場に1日あたり約4500人の客が殺到し、7台用意されたレジはフル回転。売上高は明らかにされていないが「客単価は(1号店の)大阪・南堀江店よりも高く、売り上げに関しても予想を上回る推移」(運営する遊心クリエイションの仁木晶子・専務)だという。雑貨店は女性が圧倒的に多くなりがちだが、「アソコ」は男性の姿も目立つ。年代も子どもからシニア世代まで幅広い。徒歩10分の場所にある「フライング タイガー コペンハーゲン」のショッパーを持った客も多い。これらは3月に「アソコ」南堀江店が開店した時とほとんど同じ現象といってよい。文房具やキッチン雑貨、インテリア雑貨、DIYグッズ、ホビー用品など幅広い商材を中心価格100〜500円で販売。 仁木専務は「リーズナブルということもあり、これまで買ったことのないアイテムに挑戦できたり、自分へ、家族へ、友人へちょっとしたプレゼントにも利用しやすい。一種のコミュニケーションツールとして重宝されている」と分析する。今後3年間で50店舗体制を計画する。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Is AI GOOD?AIがもたらす「ゲームチェンジ」

「WWDJAPAN」12月1日号は、ファッション&ビューティ業界でいよいよ本格化する“AIゲームチェンジ“を総力特集しました。11月19日のグーグル「ジェミニ3.0」発表を契機に、生成AIは「便利なツール」から「産業の前提インフラ」へ変貌しつつあります。ファッション&ビューティ業界で浸透する生成AI及びAIの活用法とゲームチェンジに向けた取り組みを紹介しています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。