
ツルハホールディングス(HD)の2026年3〜8月期の連結決算は、売上高が前年同期比約2.3倍の1兆2755億円、営業利益が同約1.9倍の547億円、純利益が同48.5%増の302億円だった。2025年12月のウエルシアホールディングス(HD)との経営統合に伴い、連結業績が大幅に拡大した。両社の商品部門の組織融合を進め、下期から一部カテゴリーでマーチャンダイジング(MD)を統一する方針だ。プライベートブランド(PB)の開発や仕入れの共通化に加え、顧客IDや顧客データベースの一体化も進める。
PBの相互導入や仕入れの共通化を推進
経営統合に伴う重点施策の一つが、商品政策の一体化だ。両社の商品部門の組織融合を進めるとともに、新たなPB「からだとくらしに、+1」の開発や、双方が展開してきた既存PBの相互導入、取組商品の共通化に取り組んでいる。さらに、下期から一部カテゴリーでMDを統一するため、商品政策や仕入れ運用の一体化に向けた準備を進めている。MD統一の対象カテゴリーや具体的な運用については明らかにしていない。システム面でも統合を進める。基幹システムや商品マスターの共通基盤を構築するほか、顧客IDと顧客データベースの共通化を推進。共通ポイントや共通アプリの導入も準備している。
国内5652店舗を展開、通期予想は据え置き
8月末時点の国内店舗数は、ツルハHDとウエルシアHDを合わせて5652店舗。このうち調剤取扱店舗は3338店舗だった。上期には53店舗を新規出店する一方、77店舗を閉店した。通期の連結業績予想は据え置き、売上高2兆5550億円、営業利益994億円を見込む。
商品政策の統一をめぐっては、化粧品を含む各カテゴリーの品ぞろえや棚割り、仕入れ条件の共通化の範囲は明らかになっていない。また、顧客IDやデータベースの共通化に向け、両社の購買データを横断的に活用するための基盤整備を進める。