
今季もヘアメイクアップアーティストらによる華やかなヘアメイクが東京コレクションの舞台を彩った。中でも、人魚姫を着想源に華やかなビューティルックを披露した「ユウショウコバヤシ(YUSHOKOBAYASHI)」のバックステージに潜入。涙やうろこなど、目をひくアイテムを装飾した背景を聞いた。(この記事は「WWDJAPAN」2026年9月14&21日合併号からの抜粋です)
「ユウショウコバヤシ」
「泣いていても、強い」
“人魚姫”の解釈を広げる
“人魚姫”をテーマに据えた「ユウショウコバヤシ」はヘアメイクにも物語を落とし込んだ。ヘアは細かなウエーブと大きなボリュームを軸に、色鮮やかなヘアパーツや魚のうろこを思わせる前髪のウィッグを加えた。メイクは人魚の涙にまつわる伝説から着想し、レジンの“涙”を装飾。素肌の透明感を残し、頰や鼻先に泣いた直後のような赤みを加えた。強いまつげとオレンジを帯びた薄い眉で反抗心や生意気さもにじませた。盛り込む要素が多くショー直前まで調整が続いたが、リードの2人はあうんの呼吸でルックを仕上げ、ショー後にハグをする姿も。本番では照明を受けた“涙”の偏光とラメが角度によって色を変えながら光を拾い、“うろこ”やヘアパーツが服を彩った。
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