ビューティ

10年で1130万個のクリームを売るアモパシの「ソルファス」が本格上陸 伊勢丹新宿本店でポップアップ

韓国化粧品大手アモーレパシフィック(AMOREPACIFIC)の高級化粧品ブランド「ソルファス(SULWHASOO)」が9月、日本に本格参入した。10月13日まで伊勢丹新宿本店でポップアップを開き、日本初披露の商品を含む全商品を販売する。価格帯は3080〜7万400円。ポップアップストアやECを軸に認知を広げる。

60年にわたる高麗人参研究を背景に誕生

「ソルファス」は1997年に誕生した。アモーレパシフィックが54年から続ける高麗人参研究と韓方の知見を生かしたスキンケアを強みとする。高麗人参関連ではこれまでに733件の特許を出願。2004年に海外展開を始め、現在は韓国を含む15カ国で600店舗以上を展開する。

主力商品は導入美容液“潤燥(ユンジョ)ファーストケア アクティブセラム”(30mL、5720円/60mL、1万1000円)。韓国産高麗人参を500時間自然熟成し、20倍に濃縮したエキスを配合する。19〜25年の国内外の累計販売数は10秒に1本のペースで、52万人以上が10本以上リピートしている(1997〜2025年までの累計販売顧客データに基づく)という。

“滋陰生(ジャウムセン)コンセントレート ジンセン リジュブネイティング クリーム”(全2種、各30mL、各1万7050円/各50mL、各2万7500円)は、処方の約3分の1に高麗人参由来成分を配合する。15〜25年の累計販売数は1130万個を超えた(ボーテリサーチ SAS 韓国プレステージ市場の売上基準)。

伊勢丹新宿本店のポップアップでは、新商品の目元美容液やミスト状美容液、プレステージライン“珍雪(ジンソル)ザアルティメットS”を日本で初披露する。カウンセリングやハンドトリートメントも実施し、商品販売だけでなくブランドの体験機会を設ける。

5年越しで日本市場に参入

同ブランドは本格参入に先立ち、5月に原宿のアットコスメトーキョー(@cosme TOKYO)でポップアップイベントを開催し、公式ECを開設した。

日本市場への参入は以前から検討していた。ブランド担当者によると、5年前の調査では大手ブランドの存在感が強く、消費者も比較的保守的だったことから「時期尚早」と判断した。その後、Kビューティへの関心が高まり、市場環境が変化したことから参入を決めた。5月のポップアップでは訪日客需要も取り込み、売り上げが計画を上回ったという。

現在の売上高は韓国が最も大きく、中国、米国が続く。日本では百貨店とECを中心に顧客との接点を増やす。比較的手頃な価格帯の商品が目立つKビューティ市場において、同ブランドはラグジュアリーブランドとして育成する。担当者は、「一人一人のお客さまとの関係を大切にしながら、トリートメントサービスなども通じて存在感を確立させていきたい」と意欲を語った。

ポップアップストア概要

■ソルファス 伊勢丹新宿店 POP UP SHOP
日程:9月5日〜10月13日
時間:10:00〜20:00
場所:伊勢丹新宿本店 本館1階 イセタン ビューティー コスメティックス/プロモーション
住所:東京都新宿区新宿3-14-1
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