
パルコは、全館で行っていたキャンペーン企画「夏のグランバザール」を中止する。長期化する夏を背景に、「セールを全面に打ち出した全館統一の販促キャンペーンを見直す。従来の販売カレンダーの見直しを進める中で、セールを軸にした短期集中型の販促企画はそぐわない」(広報)という。もともとパルコなどのファッションビルはセール企画をテナントであるファッションブランドと時期や足並みをそろえる形で大型キャンペーンとして実施してきた。今後はセールの時期や内容に関してはテナントであるファッションブランドが主導で行っていく。また、「冬のグランバザールは実施予定で、夏のセールも一律で廃止というわけではなく、セールを打ち出すかどうかに関しての判断は各館に委ねていく」(同)考え。
パルコの「グランバザール」は1970年に池袋パルコでスタート。その後、全館を挙げたセール企画として定着。約50年ほど続く、パルコの大型キャンペーン企画だった。昨年までは旗艦店である名古屋や渋谷など15館で実施していた。