「WWDJAPAN」2026年6月1日号は、就活&新卒採用特集です。終身雇用が揺らぎ、働き方やキャリアの選択肢が広がった今、企業と個人の関係性は変化しています。さらに人手不足を背景に売り手市場が続いています。
企業が人を選ぶ時代から、企業もまた選ばれる時代へ。今回は、そんな採用の中でも、新卒採用にフォーカスしました。
まず市場全体をインディードリクルートパートナーズ リサーチセンターの栗田貴祥・上席主任研究員に取材。「就職先を安易に決めてしまった」と感じる学生は、実に38.5%に上るといいます。
学生のリアルな声を聞くべく、ファッション団体で活動する大学生3・4年生43人にアンケートを実施。座談会も開催し、本音に迫りました。ファッション&ビューティ企業81社の人事部にもアンケートを行い、難易度が上がる新卒採用事情に迫りました。面接時に学生たちが悩むという「服装自由」について、企業側の意図もまとめました。
AIは就活にも採用にも活用されている。選考にAI面接を取り入れたウエルシア薬局とビーエックスと、効率化が進むなかで、あえて一次選考を対面の面接に切り替えたロート製薬の人事担当者にも取材。それぞれに手応えを聞きました。
学生アンケートで最も関心が高い企業として挙がったファーストリテイリングの人事部採用部長にもロングインタビューを敢行。「選び、選ばれる」時代の採用フローについて探りました。学生と企業、双方の声をまとめたことで、就活&新卒採用の実態を知ることができます。
特集以外では、韓国の「ムシンサ(MUSINSA)」をフィーチャー。ファッションECに始まり、ソウル・ソンス駅周辺に6拠点を構え、シェアオフィスや人材育成プログラムも運営する、その全貌に迫ります。
また、ニューヨークで行われた「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」2027年クルーズ・コレクションからアーティスティック・ディレクター、ニコラ・ジェスキエール(Nicolas Ghesquiere)が手掛けてきた13年を振り返ります。
藤原義昭300Bridge代表取締役による短期集中連載「アパレル再成長の条件――顧客起点で再設計するビジネス」の第3回のテーマはECに関する思い込みについて。「デジタルは、売る道具じゃない」と説きます。
最終面の「ファッション&ビューティパトロール」では、オークションにかけられたマルタン・マルジェラ(Martin Margiela)本人の個人アーカイブを詳報。元値から成約額の爆上がりぶりを楽しめます。
(COVER CREDIT)
PHOTO:KYOHEI NAGANO(TRON)
HAIR & MAKEUP:KATO(TRON)
PROP STYLING:CHENG HANYI
MODEL:IBUKI IKEDA(SENSHU FASHION PROJECT)
ART DIRECTION & DESIGN : SUGURU NAGAHASHI