ファッション

「テンダー・コー」創業者らの新ブランド「ワーキング」披露 世田谷・上町の「カイロ」で展示

オーバーリバー(OVERRIVER)が運営する衣食複合店「カイロ(CAILO)」は8月19〜31日の期間、2つの展示会を開く。25日は休み。同社が国内の輸入代理店を務める英国発の新ブランド「ワーキング(WORKING)」と、アーティストの久保英祐氏が手掛ける作品展を同時に開催する。

「ワーキング」は、「テンダー コー(TENDER CO.)」創業者のウィリアム・クロール(William Kroll)と、「マッシモ・オスティ・スタジオ(MASSIMO OSTI STUDIO)」でデザインを担うロバート・ニューマン(Robert Newman)による共同レーベル。ジャケットやシャツ、パンツなどを展開し、価格帯は約3万〜15万円。今回の展示ではバイヤー向けに加え、一般向けの受注販売も実施する。オーバーリバーの越川学代表は「異なるバックグラウンドを持つ2人の思想が交わるコレクションは他に類を見ない」と話す。

久保氏は奄美大島出身で、現在、千葉・いすみで制作活動を行う。サンゴや鉄、漂流物など多様な素材を取り入れ、日常に埋もれがちな存在を新たな価値へと昇華させる独自の作品を生み出している。同展では、スカルプチャーや照明など幅広い作品群を展示販売する。価格帯は約3万〜4万円。

越川代表は、「異なる分野に身を置く両者に共通するのは、人生という大きなテーマを背景に、自身の経験や環境を問い直しながら表現を紡ぐ姿勢にある。作品を通じ、その質感や世界観を体感してほしい」とコメントを寄せる。

■カイロ エキシビジョン#001「WORKING × EISUKE KUBO」
期間:8月19〜31日
休み:8月25日
営業時間:11:00~20:00
住所:東京都世田谷区世田谷1-21-8

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