ファッション

今年も若手支援の「LVMHプライズ」開催が決定 2月8日まで応募受け付け 

 LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH)は、 2013年11月に創設した若手支援コンテスト「LVMH ヤング ファッション デザイナープライズ(LVMHプライズ)」の今年度の開催を発表した。2月8日(中央ヨーロッパ標準時)まで公式ウェブサイトで応募を受け付けている。対象は、18歳以上40歳以下で、ウィメンズウエアもしくはメンズウエアのブランドを持ち、これまでに2回以上コレクションを制作しているデザイナー。今回から審査員に「ロエベ」を手掛けるジョナサン・アンダーソンが加わり、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のニコラ・ジェスキエール、「フェンディ(FENDI)」のカール・ラガーフェルド、「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」のマーク・ジェイコブス、「ディオール(DIOR)」のラフ・シモンズ、「セリーヌ(CELINE)」のフィービー・ファイロ、「ジバンシィ(GIVENCHY)」のリカルド・ティッシ、「ケンゾー(KENZO)」のウンベルト・レオン&キャロル・リムとともに審査を行う。

 応募締め切り後、まず2月中にLVMHがノミネートデザイナーを選ぶ。その後、3月のパリ・ファッション・ウィーク中に開催予定のイベントで、有力バイヤーやジャーナリストなどファッション業界のエキスパートの審査によりファイナリストを選出。前述の審査員による最終選考を経て、5月にグランプリが発表される予定だ。

 初回はロンドンを拠点に活動するカナダ人デザイナー、トーマス・テイトがグランプリを受賞。賞金30万ユーロ(約4290万円)に加え、LVMHによる1年間の技術的支援と金銭的支援を得た。また、特別賞には「フード バイ エアー(HOOD BY AIR)」を手掛けるシェーン・オリバーと「ミウニック(MIUNIKU)」のティナ&ニキータ・ストラダール姉妹が選ばれた。

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