ファッション

阪急百貨店の初売りは、うめだ本店とメンズ大阪合わせて8000人が行列

 阪急うめだ本店は2日、初売りを実施した。開店前には、阪急メンズ大阪と合わせて、昨年より約1000人多い8000人が行列。開店時間を予定より30分繰り上げ、9時にオープンした。今年も昨年同様、全館で5万個以上の福袋を用意。「近年は、食料品やリビング用品など、派手さはないが生活に直結した福袋の人気が高まりつつある。お買い得と感じてもらえる福袋を、ファッションだけでなく、幅広く取り揃えている」と同社広報。また同時に、500ブランド以上のクリアランスセールをスタートし、福袋とセールの相乗効果を狙う。

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 同店では、昨年から婦人服の一部の福袋に引き換え券制を導入している。今年も、当日8時半までは入り口の指定場所で、開店後は9階の祝祭広場で引換券を配布。「ジェラートピケ(gelato pique)」や「ニューヨーカー(NEWYORKER)」など70ブランドの福袋約2800個を祝祭広場に集め、引き換え・販売を行なった。この仕組みにより、引換券を持っていれば、14時まで福袋が確保されるので、他の店舗やセールへの買い回りにもつながっているようだ。

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 また、祝祭広場の大階段では、買った福袋の中身をチェックしている人も見られた。岐阜から5時の電車に乗ってきたという16歳の女子高生2人組は、友達同士で福袋を見せ合い。「ツイッターで見た『ジョイリッチ(JOYRICH)』の福袋を買いにきた。初売りにくるのは、今回が初めてだけど、結構いいものが入っていた」と満足げに話す。

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 そのほか、9階の阪急うめだホールでは、ベビー服・子ども服18ブランドの福袋の販売に加え、「シップスキッズ(SHIPS KIDS)」などのクリアランスセールを開催。メンズ大阪でも、「サマンサキングス(SAMANTHA KINGZ)」など人気の福袋は30分程で完売したり、自主編集売り場「ガラージュ D.エディット(GARAGE D.EDIT)」がセール目当ての客でごった返したりと、各所でにぎわいを見せた。

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