ファッション

「ユニクロ」がモデル50人超起用し秋冬新作発表 リアルマネキンで機能性と自由な組み合わせをアピール

 「ユニクロ(UNIQLO)」が5月14日、ベルサール渋谷ガーデンで2014-15年秋冬コレクションのプレゼンテーションを開催した。前回、前々回は100体以上のマネキンを陳列して新作を披露していたが、今回は初の試みとして、50人以上のモデルを起用したリアルマネキン方式を採用。ランウェイ方式よりも身近で、かつ、マネキンよりもフィット感や特徴などがよりわかりやすい表現で、「着る人が実際に体で感じる心地よさや、ライフスタイルに合った快適さ、生活必需品として求められる機能」といった"ライフウエア(Life Wear)"としてのユニクロのコンセプトを表現している。ホワイエ(前室)でのドリンクサービスの後、プレゼンテーション開始時に奥の扉が開いて50人以上のリアルマネキンが登場するシーンは圧巻で、来場者たちは興味深く商品を眺めたり、撮影をしたり、モデルとの記念撮影を楽しんだりもしていた。

 全体のディレクションを行なったのは滝沢直己デザイン・ディレクターで、スタイリングのディレクションをニコラ・フォルミケッティ、実際のスタイリングをシュン・ワタナベが手掛けた。今シーズンの商品の特徴として、ヒートテックでは保温力を1.5倍に高めたエクストラウォームシリーズの拡充や、ウルトラライトダウンではキルトステッチタイプや、裏アルミプリントによる保温力の向上、インナー、アウターともに使えるレイヤードの提案、トピックスとして伝統的なチェック柄のシリーズなどを打ち出している。デザイン的には、ダッフルコートやピーコート、チェスターコートなどアウターの拡充や、オフィスにもディナーにも使えるスマートスタイルパンツなど、キレイめアイテムが増えているのが特徴だ。

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