ユニクロは2月7日から、フリーマガジン「LifeWear マガジン」の2025年春夏号を、国内外の「ユニクロ(UNIQLO)」店舗や代官山 蔦屋書店で配布している。配布開始に先立ち、5日には代官山 蔦屋書店のイベントスペースで、「LifeWear マガジン」を手掛ける木下孝浩ファーストリテイリンググループ上席執行役員と、「AMETORA」著者のデーヴィッド・マークス(DAVID MARX)氏とのトークイベントも行った。
「LifeWear マガジン」は2019年8月に創刊し、25年春夏号で12号目となる。今号は“Sunny Moments”をテーマに、米ニューヨークやデンマークのコペンハーゲン、ギリシャのアテネで、「ユニクロ」を着こなす人とその暮らしを撮り下ろした。
プレッピーに再び注目
今号でキーとなっている提案の1つが、「いま再び注目を集めている」(木下上席執行役員)というプレッピースタイル。そこで5日のトークイベントには、プレッピーを含む日米の服飾文化に詳しく、木下上席執行役員とも旧知の仲というマークス氏が登場。米国の名門私立学校に通う良家の学生のファッションがルーツというプレッピースタイルの成り立ちや、それが日本で再解釈され、最近では中国などアジア圏にも広がっているといったストーリーを伝えた。
「ユニクロ」の25年春夏物でも、ポロシャツやストライプのボタンダウンシャツ、肩がけで着こなしのアクセントにするニットカーディガンなど、プレッピーを感じさせるアイテムを多数ラインアップしている。