ファッション

「2020年東京五輪」を決めた勝負服は島田順子監修のAOKI製

 2020年の東京オリンピック開催を決めたIOC総会(7日、ブエノスアイレス)の最終プレゼンテーションで、安倍晋三・首相や滝川クリステルら招致チームが着用したオフィシャルスーツは、デザイナー島田順子監修のもと、AOKIホールディングスが制作した。同社は「東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会」の活動に賛同し、オフィシャルパートナー契約を結んでいる。オフィシャルスーツは同社のプライベートブランド「ジュンコ・シマダ・JS・ オム」で、一人ひとり採寸して作ったオーダーメイド品。招致委からは「従来までのシックで落ち着いたイメージを変えたい」という要望があり、AOKI側の約10パターンの提案の中から今回のスーツが選ばれた。また、登壇するプレゼンターと、サポートするスタッフとの服装を分けることで、「プレゼンターには特別感が欲しい」という意見に応え、スタッフにはグレーのスーツ、プレゼンターにはネイビーのジャケットにクレリックシャツの組み合わせが採用された。なお一般販売は予定はないという。

 監修したスーツについて「(ネイビージャケットを)金ボタンでなく白いボタンにしたのが『ジュンコ・シマダ』らしさでしょうか」と語る島田順子は、東京開催決定を受けて「1964年のオリンピックの時に日本が急成長したように、これを機に日本人の気持ちが盛り上がり、もう一度元気な日本になるでしょう」とコメントした。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Timeless, Yet New 変わらない吉田、世界を変える【WWDBEAUTY付録:今こそ立ち上がれ、日本化粧品】

「WWDJAPAN」12月22日&29日合併号は、創業90周年を迎えた吉田カバン総力特集です。「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)」「POTR」の3ブランドを擁し、日本を代表するカバンメーカー・吉田のモノ作りに迫ります。日本が誇る伝統技術を持つカバン職人たちと深い関係を築きながら、最先端の技術・素材を使い名だたるデザイナーズブランドとコラボレーションする相反…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。