ファッション

ファッション分野のテレビ広告費が大幅増 

 電通が発表した「2012年 日本の広告」によると、12年1〜12月の日本の総広告費は5兆8913億円(前年比103.2%)だった。東日本大震災の反動増もあって、リーマンショック以来5年ぶりに増加に転じた。マスコミ4媒体(新聞、雑誌、ラジオ、テレビ)におけるファッション・アクセサリー分野の広告費は同107.6%の1164億円で、2年連続の増加だった。とりわけテレビ広告費は117.6%の342億円。クロスカンパニー、スタートトゥデイ、ユナイテッドアローズ、ジュン、トリニティアーツ、オンワード樫山などテレビCMを強化する企業の増加に伴い、2ケタアップになった。

 全分野の雑誌広告費はほぼ前年並の2551億円。うちファッション・アクセサリー分野は同104.6%だった。女性誌とアダルト男性誌が好調で、特に30代女性向けの「ヴェリー」の広告集稿は同130%以上の伸長を見せた。一方スマートフォンなどの普及から20代前半をターゲットにした「キャンキャン」「JJ」などは部数・広告集稿ともに低調だった。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“カワイイ”エボリューション! 2026年春夏ウィメンズリアルトレンド特集

「クワイエット・ラグジュアリー」の静寂を破り、2026年春夏のウィメンズ市場に“カワイイ”が帰ってきました。しかし、大人がいま手に取るべきは、かつての「甘さ」をそのまま繰り返すことではありません。求めているのは、甘さに知性と物語を宿した、進化した“カワイイ”です。「WWDJAPAN」12月15日号は、「“カワイイ”エボリューション!」と題し、来る2026年春夏シーズンのウィメンズリアルトレンドを徹…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。