サステナビリティ

京セラが水使用を極限まで削減したインクジェット捺染プリンター開発 生地の無償提供も

京セラは、水の使用量を極限まで削減したインクジェット捺染プリンター「フォレアス(FOREARTH)」を開発し、同プリンターを使用した生地「トゥルー ブルー テキスタイル(TRUE BLUE TEXTILE)」を「アンリアレイジ(ANREALAGE)」ならびバンタンデザイン研究所とのコラボレーションにより発表した。

13日に開いた記者発表会では、タレントの山田優が協業によるドレスを着用して登場。森永邦彦「アンリアレイジ」デザイナーとトークセッションを行った。プリントに採用したのは、高知県・仁淀川の水を用いた水面の柄。仁淀川は国土交通省による全国一級河川の水質調査で10年間で8回、ランキング1位になっている。

「フォレアス」は、高速・高画質印刷を実現するインクジェット技術と、京セラドキュメントソリューションズのインク・機器開発技術を融合して開発した。従来、捺染の前後処理工程で使われるスチームや洗浄などの専用設備が不要なため、同社によると水の使用は1キログラムあたり0.02リットルと極限まで削減。また、綿、シルク、ポリエステル、ナイロン、混紡など多様な記事への印刷が可能だという。

また同社は、3月22日の「世界水の日」に合わせて、人々の環境意識の向上を目指した「トゥルー・ブルー・テキスタイル(TRUE BLUE TEXTILE)」プロジェクトを実施する。同プロジェクトは“水をまもるために、まとう”をコンセプトに「ファッションを身に着けることで繊維・アパレル業界における社会課題を知り、考えるきっかけを促す」ことを目指す。3月22日から24日まで、京都市京セラ美術館で協業による5着の衣装を展示するほか、趣旨に賛同する人に先着順で同テキスタイルを無償提供する。

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