ファッション

ユーチューバーあさぎーにょが語るファンと自身の関係性 近い距離での交流が原動力

 ルミネと「WWDJAPAN」が「MOVE ON」プロジェクトの一環として3月2日に行ったイベント「Next Generations Forum 2022」には、 “ファッション&ビューティ業界の次代を担う存在”として、「WWDJAPAN」が2月14日号でネクストリーダーに選出していたユーチューバーで「ポピー(POPPY)」ディレクターのあさぎーにょも登壇した。音楽、ファッション、映像制作とどんどん活躍の幅を広げるあさぎーにょ。ここでは、当日あさぎーにょが語った内容のダイジェストを紹介する。セッションの続きは、このページから登録すれば4月24日まで無料で視聴ができる。

WWD:多彩な分野の仕事を手掛けているが、それについて悩んでいたこともあったと聞く。

あさぎーにょ:ユーチューブをはじめ、「ポピー」というアパレルブランド、映画の制作、音楽、企業CMのディレクションまで、仕事の幅がどんどん広がっている。全部やりたくて全てに全力投球しているが、「どれかに絞らなくていいのかな?」という葛藤もあった。

WWD:その葛藤はどのように乗り越えたのか。

あさぎーにょ:私自身の活動のコンセプトは“ワクワクを抱きしめよう”。新しいことを始めるたびに、仲間を探して一緒に取り組んできた。そうした仕事と活動が仲間や同志を増やし、私自身の可能性も広げている。

WWD:ユーチューブやSNSの向こうにいるファンはどんな存在か。

あさぎーにょ:ファンの方や、ユーチューブやSNSを通じ、コメントやリアクションをくださる方は、ずばり友達という感覚。発信することで、ファンの方がコメントをくれて、それが私らしさを際立たせてくれる。私が可能性を広げられるのは、みなさんがリアクションをくれるからだと思っている。

WWD:自身が手がける「ポピー」の2022年春夏のコンセプトは“芽生え”。どんな思いを託したのか。

あさぎーにょ:私自身が、ファンの方々のリアクションによって自分の殻を破り、可能性を広げてきたように、「ポピー」も厚くなってしまった(ファンの方々の)殻を破る、そんな後押しができたらいいなという願いを込めた。クールなスタイルへの憧れもあるが、それよりもファンの方と近い距離で一緒にコミュニケーションを取っていきたい。それはずっと変わらない、私の活動の根幹にある。

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