ファッション

「カール ドノヒュー」がブランド設立20周年を振り返る

 イギリス発ファーブランド「カール ドノヒュー(KARL DONOGHUE)」は今年、ブランド設立20周年を迎えた。8月26日、表参道で行われた20周年記念イベントでは、デザイナーのカール・ドノヒューも来日。アーカイブコレクションの発表や2015年秋冬新作の販売を行った。

 ドノヒューはイギリス・ヨークシャー生まれ。レイベンズボーン・デザイン&コミュニケーション・カレッジでテキスタイルデザインを学んだ後、自身のブランドを1995年に設立。チベット遊牧民の1枚のモノクロ写真からインスピレーションを得たシープスキンのコレクションを制作。バーニーズ ニューヨークのバイヤーがファーストコレクションを全て買い付け、注目を浴びる。

 日本でも、バーニーズ ニューヨークをはじめ、エストネーションやユナイテッドアローズ、ストラスブルゴ、イセタンサローネなど多くのセレクトショップや店舗で販売されている。上質でありながらも手に取りやすい価格帯が人気の秘密だ。約5年前からは海外ブランドの輸入販売および販促を行うセッションが総代理店を務めている。デザイナーのカール・ドノヒューにブランド設立20周年に関して、また売り上げトップの日本市場について聞いた。

WWDジャパン(以下、WWD):ブランド設立20周年を迎えた感想は?

カール・ドノヒュ―(以下、ドノヒュー):20周年を迎えられたことを、大変誇りに思います。これ程長い間ブランドを続けられたのは世界中の、特に日本のお客様、販売店、プレス関係者の継続的なサポートのおかげだと思っています。ロンドン・ファッション・ウィークでコレクションをローンチした1990年代後半に初めて日本市場で注目されました。それ以来、日本は「カール ドノヒュ―」にとって世界で最も重要なマーケットになりました。

WWD:日本は、「カール ドノヒュー」にとってどのような市場?

ドノヒュ―:ここ数年で日本は私のブランドにとって最大の市場になりました。すばらしい人々と文化を持った国だと思います。私自身、年に4回訪れる程日本が大好きで、東京で20周年アーカイブ展を開催しようと決めたのも自然な流れでした。

WWD:ベストセラーは?その価格帯は?

ドノヒュ―:トレンドやスタイルは常に変化しているので、これまでいくつものベストセラーが誕生しました。ブランド初期はモンゴリアンラムのスカーフがとても人気でした。次にラビットファーを編んだアクセサリーが継続的な人気になりました。トスカーナラムのシュラッグも特筆すべきアイテムで今や定番商品となり昨年、発表から10周年を迎えました。ウエアではトスカーナラムのジレは何年もの間、ベストセラーとして不動の地位をキープしています。

WWD:クリエイションにおけるこだわりは?

ドノヒュ―:すべてのコレクション、デザインにおいて“創造性”“品質”“職人技”を大切にしています。

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