ファッション

三越伊勢丹の新アプリが本格始動 買い物から来店予約まで可能なデジタルプラットフォーム

 三越伊勢丹は、新公式アプリ「三越伊勢丹アプリ」を6月9日に本格始動する。5月下旬に先行スタートしていたECに加え、同日には店舗ごとの情報などが一覧できる機能の提供や、ZOOMを活用したオンライン接客のトライアルを始めた。情報収集から買い物までがオンライン上で完結でき、さらにはリアル店の間口にもなるプラットフォームを目指す。

 これまで同社のECは「三越オンラインストア」「伊勢丹オンラインストア」など複数に分かれていたが、これを同アプリ上で統合し「三越伊勢丹オンラインストア」として新たに発足した。総掲載商品は、伊勢丹新宿本店の品ぞろえを中心に約10万点まで拡充した(2019年9月時点では約6万点)。また、商品カテゴリー横断した催事や特集記事などのコンテンツも強化する。

 オンライン接客は2021年3月期内にも本格導入する。アプリから予約が可能で、1枠40分で料金は無料。接客にはビデオ通話システムの「ズーム(ZOOM)」を使用する。伊勢丹会館(新宿区)の5階ランドセル売り場から試験導入し、順次対象フロアを拡大する。また、一部店舗の婦人靴、紳士靴フロアに設置している3D計測器であらかじめ足のサイズを診断しておくことで、ECで靴を購入する際に最適なサイズのリコメンドを受けることができる。

 リアル店の来店客減が見込まれる中、今後もEC強化のためのさまざまな追加施策を検討する。21年2月期中は、ECへの掲載商品を15万型へ拡大するとともに、商品ページでは販売員による商品解説動画が視聴できる機能も導入予定。また、具体的な金額は明らかにしていないが、EC単体の売上高250億円の計画は上方修正する。

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