ファッション

今すぐ着たい!「N°21」流の バケーションスタイル

 2014年春夏のメンズやプレコレクションから浮上した"ダークトロピカル"のムードは続いている。ミラノのトレンドセッターのひとり、アレッサンドロ・デラクアもまた、"バケーション"をテーマに選び、花やトンボ、波といったモチーフを秋冬カラーで描いた。ただし、いわゆるのリゾートスタイルではなく、デラクアらしく、クラシックなスタイルをベースに置きながらも、リゾートムードを加味し、今すぐ街で着たいと思わせるウエアへと変換した。特にボクサーショーツにビジューの装飾を施したシースルーのペンシルスカートをレイヤードしたスタイルが新鮮だ。それらに合わせるのは、シャツやブルゾンといったメンズアイテム。襟を小さくしたり、裾をカットしたり、レースで提案したりとあくまでフェミニンに仕立てる。ポイントはそのバランス。絶妙のサイズ感である。スタイリングまでもイメージしたかのようなクリエイションだ。「スタイルはとてもクラシック。でもアティチュードはセクシーでモダンに仕上げたんだ。マスキュリンなものとフェミニンなものが交錯するようにね」とアレッサンドロ・デラクア。30人のモデルが1人1ルックずつという贅沢なショーは、大きな拍手でフィナーレを迎えた。

ヌメロ ヴェントゥーノ 2014年春夏ミラノコレクション 全ルック

2014年春夏ミラノコレクション 関連記事一覧

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

独立系クリエイティブ集団が台頭、クリエイターの新潮流を見る

5月13日号は、クリエイターを取り巻く新潮流を特集します。昨年7月17日に発行した「U30 クリエイター」特集に続き、その最前線を追いました。

冒頭では独立系クリエイティブチームにフォーカス。「クリエイティブアソシエーション」「クリエイティブエージェンシー」など、独自のスタンスを掲げてクリエイティブの可能性に挑む集団です。彼らの狙いは、クライアントとクリエイターが対等な立場でものづくりに向き合え…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。