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特集 ヘアサロンの価格改定 第1回 / 全11回

ヘアサロンの価格改定 値上げしたヘアサロンは5割超、来店周期がやや伸びる傾向に

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物価高という言葉を聞かない日がないほど、何もかもが値上がりしている昨今。美容室オーナーも、原材料費の高騰や人件費への圧力を受け、価格転嫁を余儀なくされている。そもそもヘアサロンの価格改定は、いつ頃から始まったのか。美容サロンにおける各種調査を行う「ホットペッパービューティーアカデミー」研究員の田中公子氏によると、「2022年の下期あたりから、世の中全体が動き始めたと見ている。コロナ禍が明けて、小麦などの食料品価格が上がり始めたタイミングだ。それまで長年にわたって価格を据え置いてきた美容室はどうなのかと、23年に調査を実施したところ、値上げを行った美容室はおよそ3割だった」と話す。(この記事は「WWDJAPAN」2026年10月26日号付録「WWDBEAUTY」からの抜粋です)

2022年下期が“価格改定元年”か

同アカデミーによる「美容サロン利用における物価高の影響調査」(26年7月)において、サロンユーザーに「1年以内に利用した美容サロンで料金の値上げはあったか」を聞いたところ、ヘアサロンでは51%が「値上げがあった」と回答した。つまりこの3年で、値上げを行ったサロンが約2割増えている計算になる。また、同じ調査で「値上げ納得度」も聞いたところ、73.3%が「納得している」と回答。この数値は各種美容サロンの中で最も高く、値上げ幅にもよるものの、値上げはかなり受容されているようだ。「1年前と比較して節約した消費項目」の調査では、美容サロン・施術代を挙げた人は21.6%で、全体で5番目に多かった。しかし、それ以下の項目を見ると「日用品」や「美容用品」といった“必需品”で、美容サロン代は比較的節約できない出費として位置づけられていることが分かる。

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