「アンブッシュ(AMBUSH)」が、「レクサス」のセダン“IS”の誕生25周年を記念して、新プロジェクト “ザ フューチャー クラシック クラブ”(The Future Classic Club)を始動した。新たなカプセルコレクションとショートフィルムを発表する。
アイデンティティーを失わず進化し続けるもの
「『レクサス』と『アンブッシュ』は日本にルーツを持ちながらも、常に日本国外へと目を向けてきた」と、「アンブッシュ」の創設者兼デザイナーのYOON。「特に“IS”という車には強く引かれた。アイデンティティーを失うことなく、何十年も進化し続けてきたから。変わり続けながらも、不変であり続けるもの。その発想こそが、“ザ フューチャー クラシック クラブ”の出発点となった。今だけではなく、何年先であっても色褪せないものの正体を追求したかった」という。
さらにYOONは、車とファッションの共通点についてこう続ける。「車もファッションも、今や人々のアイデンティティーを拡張する一部になっている。ともに暮らし、自分らしくパーソナライズされ、時間をかけて変化していく。そして、人々を特定の時代やカルチャーへと繋いでくれる存在だ」とコメントした。
新プロジェクト“ザ フューチャー クラシック クラブ”とは
「『アンブッシュ』は常に、見慣れたのモノを手に取り、その文脈をずらすアプローチを続けてきた。“フューチャー クラシック クラブ”も、まさにその直感から生まれたものだ。実態のあるクラブというよりは、むしろマインドセットに近い。世間が価値を見出すよりも前に、本質を見抜く人たちのためのもので、この名前も気に入っている。通常、クラシックは過去を振り返る中で定義されるが、”フューチャー クラシック”は、そのクオリティーを今この瞬間に見極めるよう私たちに問いかけてくる」とYOONは語る。
また、レクサスのシニア・マーケティング・マネージャーを務めるリサ・マックイーン(Lisa McQueen)は、次のように語った。「現在のラグジュアリー層は、ただカルチャーを消費するだけでなく、それを体現して生きている。彼らにとってのラグジュアリーとは、見栄を張ることではなく、自己の拡張であり、個人のスタイルを表現する手段である。考え抜かれたオリジナリティーのある、意味のあるモノやアイデアに強く引かれている。ファッションであれ、アートであれ、音楽であれ、あるいはカルチャーの他のジャンルであれ、私たちは彼らの関心がすでに向けられている場所に出向き、その情熱を共有しながら人々をつなぐ体験を作り出したいと考えている」。
“レクサスIS”に着想を得たカプセルコレクション
“レクサス IS”に着想を得た限定コレクションは、音楽、ファッション、アート、テクノロジー、都市、そしてカルチャーといった様々な世界を常に移動し続け、一つの枠組みには収まらない人々のためにデザインされた。「今回のプロジェクトでは、“IS”を1つのデザインオブジェクトとして見つめ直した。その素材、ハードウエア、内装、エンジニアリング、そして細部にいたるディテールを紐解き、それらの要素を洋服とアクセサリーへと落とし込んでいった。そのプロセスは、アンブッシュが普段からものづくりをする手法にとても自然にフィットするものだった」とYOONは話す。
カプセルコレクションは、“レザーファイヤーマンジャケット”をはじめ、“レッドキルテッドジャケット”、“クレストTシャツ”、“レコーディング・デザインセッションTシャツ”、“ロングスリーブTシャツ”、“キャップ”、“カラビナ”などをラインアップする。120ドル〜2600ドル(約1万9000〜40万3000円前後)で展開され、公式オンラインストアで発売する。
初期日本映画に着想を得たショートフィルムを公開
さらに“ザ フューチャー クラシック クラブ”の始動にあわせ、初期の日本映画にインスピレーションを得たショートフィルムも公開する。ザビエル・テラ(Xavier Tera)が監督を務め、プロドリフターのサラ・チョイ(Sara Choi)、GENERATIONSの佐野玲於、ミュージシャン兼DJのOKAMOTO’Sのオカモトレイジの人が出演している。両社は今後、クリエイターやデザイナーなどの一般参加も広く呼びかけていくほか、ニューヨーク・ファッション・ウイークの会場で初披露イベントを開催する定だ。
「“ザ フューチャー クラシック クラブ”は、その熱量を称え、何年も後になってからではなく、いま起きている最中にオリジナリティを評価するためのアプローチだ。NYFWは、このプロジェクトを立ち上げるのにごく自然な舞台だった。私たちが称えたいのは、その作品や生み出した人々だけでなく、そこに意味を与え、一時のブームを超えて永続していく可能性を秘めたオリジナリティーやクラフツマンシップ、そして視点だ」とマックイーンは締めくくった。