ファッション

“ビンテージ・オンリー”哲学を体現 「ドン ペリニヨン」から新ビンテージ2種が発売 

「ドン ペリニヨン(DOM PERIGNON)」は、“ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2017”(750mL、3万9160円)“ドン ペリニヨン ロゼ ヴィンテージ 2010”(750mL、6万5560円)を4月下旬、全国の小売店などで順次発売する。

単一年の収穫ブドウのみでシャンパーニュを生み出す“ビンテージ・オンリー”という哲学を掲げてきた「ドン ペリニヨン」。気候や自然条件に左右されるその年の個性を、厳格な基準と熟練の技術によって1つの美へと昇華させる姿勢は、時にビンテージを見送る決断も伴う。この揺るぎない思想が、今回の新ビンテージ2種にも異なる表情を与える。

“ヴィンテージ 2017”は、「ドン ペリニヨン」史上最小の生産量とされる希少な年。春先の霜や夏の乾燥、収穫期前の降雨といった複雑な気候条件を背景に、厳格な選果を経て生まれた。香りはペトリコールやジャスミンに、トーストやスモーク、熟した果実のニュアンスが重なる。味わいは酸と甘美さ、緊張感と豊かさが交差し、クリーミーな質感と長い余韻が特徴だ。また、前醸造最高責任者であるリシャール・ジョフロワ(Rechard Feoffroy)の30年にわたる歩みの集大成としても位置付けられる。

一方、“ロゼ ヴィンテージ 2010”は約15年の熟成を経て完成した。低温や豪雨といった難しい気候の中で選び抜かれたブドウから、ピノ・ノワールの力強さと生命力を際立たせている。アーモンドや赤果実、シトラスの香りに、ドライフラワーや蜜蝋、ミネラルのニュアンスが重なり、複雑でありながら透明感のある印象。味わいはしなやかで凝縮感があり、精緻な酸とともにエレガントな余韻を描く。

「ドン ペリニヨン」はまた、食や文化との共鳴を重視し、シェフやソムリエと協働するコミュニティー「ドン ペリニヨン ソサエティー」を通じて、その世界観を拡張してきた。現醸造最高責任者のヴァンサン・シャプロン(Vincent Chaperon)を中心に、世界各国のガストロノミーと対話を重ねることで、ビンテージの価値を多面的に提示している。

今回の2種もまた、対比の中に調和を見出すメゾンの哲学を体現する存在だ。自然条件の差異が生み出す個性を、1つの完成された美として提示する「ドン ペリニヨン」の創造は進化を続けている。

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